スタートレックに魅了されて
ホログラフィックという言葉をわかりやく表現してくれているドラマや映画の1つにジーン・ロッテンベリーのスタートレックがあります。
私は、パートナーの彼から、ある日、突然、映画に行こうと誘われて、人生ではじめて『叛乱』という映画を見たのでした。
これが私のスタートレックとの始めての出会いです。
彼は、幼かった頃、スタートレックの代名詞とも言えるTOSを見て、いたく感動したとのこと。
それゆえに、彼にとって、スタートレックに、興味しんしん、あこがれの的なのです。
おかげで、今では、私も立派なスタートレックのファンとなりました。
スタートレックのファンは、アメリカでは、トレッキーと呼ばれていて、中には、衣装まで買い揃える熱狂的なファンもいるようですが、さすがに、私たちはそれほどまで過熱してはおらず、ひっそりと2人で楽しんでいます。
かの有名なカーク船長とミスタースポックが登場するのが、初代TOS。
そしてその次のシリーズは、ピッカード艦長のネクストジェネレーションシリーズです。
私たちは、ネクストジェネレーションシリーズは、なんとDVDのおかげで、すべて鑑賞済!
2人そろって、ネクストジェネレーションの全シリーズと全シリーズを見終わっています。
子どもみたいに、次から次へと、まあ、よく見たものです。
1回分が確か40分か45分で、1枚のDVDに4話入っていて、全7枚もあります。
一時期、2~3話、衛星放送の日本語版で、デイープスペースナインを見た時の印象はというと、なんて暗~い物語なの!という最低の印象を持っていたものですが、スタートレックファンならば、やっぱりトライしてみようと勇気を出して、彼がDVDでディープスペースナインを買ってくれたおかげで、今では、このシリーズのとてつもない魅力に、私たちは、あっとおどろくばかりに魅せられています。
もし、ほんの少し垣間見て、ディープスペースナインのあまりの暗さに、がっかりとしていらっしゃる方がいらしたら、是非、DVDで、最初からトライされてみることを是非、是非、お勧めしたいと思います。
なぜって、ディープスペースナインのシリーズは、現在の地球が置かれた状態のようにも感じられ、臨場感があって、とってもとってもすばらしいシリーズなのです!
ネクストジェネレーションシリーズが、アカデミー出身者という優秀なる人材を中心にした物語であるならば、ディープスペースナインは、寄せ集め所帯のようでもあり、エリートとはまったく別の世界を舞台にした物語なのです。
それゆえに、画面は、一見すると、超暗くて、(実は、このスペースは、もともとフェデレーションの建物ではなかったのです)内容も、ネガティブな題材にフォーカスしているようにも見えますが、ところがどっこい!
スピリチュアルな世界でも、しばしば見られるように、あまりにも美しい理想ばかりを探求していると、えてして、現実の人生とあまりにもギャップが大きくなりすぎて、ラブ&ライト(愛と光)病に陥る人々がいますよね~
そういった見地から眺めると、ピッカード官庁率いるネクストジェネレーションは、ほんの少しアダルトチルドレン的な傾向と、ほんのわずかながら、ラブ&ライト偏重の兆候が垣間見られることがあるかもしれません。
それに引き換え、このディープスペースナインは、最悪の状況がスタートラインであって、様々な種族が、争っている最中の物語であり、まさに、ダークで超ヘビー級な環境が舞台です。
地球の状況とだぶって感じられてしまいそうな‥‥
こうした決して天国とは言えない環境の中で、正義とか、1つの善とか言うことがきわめてむずかしい状況がバックにあるゆえに、人間の葛藤がなんとも見事に描かれています。
ディープスペースナインのシリーズは、とってもとっても、見ごたえがあります!
スタートレックのファンならば、必見です。
ダークをただ一概にダークと決め付けるのではなく、高次元から眺めて見るというこのすばらしさに目が開かれること請け合いです。
今、時折、私たちは、初代のTOSのDVDも見始めています。
なんて暇な極楽お気楽でしょう。(笑い)
このエッセイは、別のHPから、1つの章を移動したものです。
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